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老健の稼働率アップを支援する入退所調整クラウド「ペースノート老健」正式版をリリースしました

この度、業界初の介護老人保健施設に特化した入退所管理クラウド「ペースノート老健」 を正式にリリースしました。

 

■「ペースノート老健」 のコンセプト

老人保健施設(以下、「老健」)を取り巻く環境は、2018年の介護報酬改定や、昨今の新型コロナウィルス感染症の影響により激変。

2024年度の報酬改定も間近に迫る中、稼働率の低迷や収益の改善に頭を悩ませる施設が増えています。

「ペースノート老健」は、老健の稼働率向上・相談員業務の省力化に必要な「すべて」が詰まった、まったく新しいクラウド型の入退所管理システムです。

予約を入力するだけで、運営状況の分析から入所者の獲得までシステムがフルサポート。

常に「在宅復帰者を出しつつ、新規入所者を確保し続けること」が求められる老健の運営をデジタルの力で支援します。

 

■サービスの4つの特徴

(1)スマート予約表

現在お使いのパソコンとインターネットがあればすぐに使える「クラウド型」の入退所表。ブラウザを介して相談員など複数名が同時に入力・確認ができ、リアルタイムのベッドの状況を正確に把握できるようになります。

また、退所日や部屋の移動が可視化され、急な入所希望者の日程調整もスムーズに対応可能。手書きの入退所表の使い勝手を維持しつつ、施設側の手間を大幅に軽減します。

(2)運営の視える化

稼働率、入退所者数、空床数、ベッド回転率、在宅復帰率等の最新情報を自動で表示。目標達成のために必要な入退所者数が一目で確認でき、稼働の伸び悩み等の原因を分析することが容易になります。

また、利用者の入所元(病院名、自宅など)別の割合や、在宅復帰者数の傾向などもタイムリーに提示されるので例えば、「◯◯病院からの入所が少ない」「特定の居宅に偏っている」など営業施策の方向性につながるヒントにもなります。さらに、専任の導入支援担当者から、稼働率改善にむけたデータの活用方法、目標設定の方法などのサポートも行っています。

(3) 営業先検索

厚生労働省のデータベースから構築した独自のアルゴリズムにより、周辺の病院と、老健への入所ポテンシャルを算出。近隣で現状入所者が取れている病院と、今後営業を強化すべき病院がリスト化されます。

周辺の居宅支援事業所のデータも全て自動で抽出。居宅支援事業所ごとのケアプラン数や法人内ショートステイの有無など、営業効率を上げるためのデータを提供します。これにより、営業先の抜け漏れを防ぎ、新規入所者が効率的に獲得できます。

(4)自動FAX送信 ※2023年8月に追加リリース予定

予約データを元に今後2ヶ月分の空床状況を自動で作成。指定した周辺の病院や居宅介護支援事業所などへワンクリックで一斉FAX送信ができます。これまで1時間かかっていた営業用FAX送信作業が、3分に短縮したという声もあり、圧倒的に少ない手間で、営業先を広げることが期待できます。

 

■ 代表取締役 由井のコメント

弊社は、2022年に「ショートステイ版ペースノート」を開始以降、全国各地の施設からご愛顧いただけるサービスに急成長しました。そしてこの度、多くの期待の声があったことから、1年間の開発期間を経て、無事「老健版ペースノート」を新たに提供できることになりました。

ペースノートは、私自身の老人福祉施設での現場経験から生まれました。介護業界に「データに基づく運営」という新しい風を起こし、全国の介護事業所の発展に貢献することで、「希望するときにいつでも介護サービスを受けられる社会」を後押しをしてまいります。

 

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