2025-12-24
居宅との連携強化・業務効率化を実現する「ペースノートSS 予約受付」の提供を開始しました
株式会社ペースノート(本社:大阪府大阪市、代表取締役:由井 聖太)は、ショートステイ(短期入所生活介護)の空床状況共有から予約までをリアルタイムで完結させる新機能「ペースノートSS 予約受付」の提供を開始しました。
■「ペースノートSS 予約受付」開発の背景
ショートステイの相談員と居宅介護支援事業所のケアマネジャーとの連携において、「リアルタイムの空床状況をタイムリーにお知らせしたい」「電話連絡では担当相談員が不在ですれ違いが起きる」といった課題が多く聞かれます。
また、まずはシステム上で予約を受け付け、その後の確定までの事務作業を効率化したいという現場の強いニーズがありました。
「ペースノートSS 予約受付」は、こうした課題を解決し、居宅ケアマネジャーと施設の双方にとってストレスのないスムーズな予約連携を実現する機能です。
■ サービスの主な特徴
(1) 【居宅ケアマネ向け】マルチデバイス対応のリアルタイム空床確認
PC、スマートフォン、タブレットなどのブラウザから、いつでも施設ごとの空床状況を確認できます。個室・多床室や性別限定などの条件でフィルターをかけ、日ごとの空室状況が一目で分かります。 空きがあればその場で簡易的な利用者情報を登録し、すぐに予約リクエストを送信可能。予約が受諾された際もブラウザ上で確認ができるため、電話待ちの時間を削減できます。
(2) 【施設向け】日常業務を変えずに、空床情報を自動連携
施設側は、普段通り「ペースノート」でショートステイの予約入力作業を行うだけです。システムが居宅ケアマネジャー向けの空床情報を自動で作成・更新するため、空床表作成の手間がかかりません。 居宅からの予約リクエストが入ると、リアルタイムで予約入力画面に反映。リクエストを受けた状態から実際の予約確定までの事務作業もほとんど発生せず、業務負担を大幅に軽減します。
(3) 円滑なコミュニケーションを支援
予約リクエストには居宅事業所名や担当ケアマネジャー名が明記されるため、確認事項がある場合の電話連絡もスムーズに行えます。システムと電話の良さを組み合わせることで、より確実な連携が可能になります。
■ 今後の展望
ペースノートは本機能の製品化を通じ、施設様とともにショートステイをより使いやすい介護サービスへと進化させていくことを目指しています。今後も現場の声に耳を傾け、介護現場のDXを推進してまいります。